商品名で広告を出す方法と注意点
これまで広告を出すときは、商品名をそのまま使って検索結果に表示させる「完全一致」での出稿が効果的と説明してきました。
この方法は、すでにその商品に興味を持って検索している人に広告を見せられるため、購入されやすいという特徴があります。
しかし最近では、商品名で広告を出せる案件が減ってきており、同じ案件に取り組む人が増えていることから、広告を表示させるための費用(クリック単価)が高くなりがちです。
そこで今回は、「リスティング一部OK」や「リスティング禁止」とされている案件について、できるだけリスクを下げて出稿するための設定方法を紹介します。
見つかってしまった場合、提携解除やアカウント停止になる可能性もあるため、実行する際は自己責任で、慎重に行ってください。
地域を除外して広告主に見られにくくする
広告チェックされやすい地域とは
広告主やASPの本社・支社がある地域では、広告のチェックがされやすくなります。こうした地域を配信対象から除外することで、見られるリスクを下げることができます。
基本的に除外しておきたい地域
- 東京都
- 大阪府
- 新潟県
- 福岡県
- 沖縄県
さらに除外した方が安全な地域
- 広告案件の会社(本社・支社)の所在地
- グループ会社の所在地
また、リスクをさらに抑えたい場合は、次のような方法もあります。
- 各都道府県の県庁所在地(札幌市、仙台市、名古屋市、広島市など)を除外する
設定の注意点
地域の設定は、Google広告のキャンペーン単位で行います。広告グループ単位では設定できないため、キャンペーンごとにしっかり確認しておきましょう。
スマートフォンのみに広告を表示する
パソコンには表示させない理由
広告主はパソコンから広告を確認することが多いため、パソコンやタブレットには広告を表示させず、スマートフォンのみに絞ることで、見つかるリスクを下げられます。
設定方法(Google広告)
- 広告キャンペーンを選択
- 「分析と情報レポート」→「デバイス」を開く
- パソコンとタブレットの「入札単価調整比」を「-100%」に設定
- 保存をクリック
この設定を行うことで、スマホ以外には広告が出なくなります。
画像付き手順
手順1:デバイス設定画面を開く
キャンペーン → 分析と情報レポート → 広告名が表示された日時と場所 → デバイス

手順2:デバイスごとの配信設定を変更

手順3:「引き下げ」→「100%」に設定

「-100%」と表示されていれば、設定完了です。

パソコン・タブレットは必ず「-100%」に設定してください。
広告のスケジュール設定(時間帯の制限)
広告主が活動していない時間帯に絞って広告を配信することで、チェックされる可能性を下げることができます。
提携解除されやすい案件では、夜間(平日23時〜翌3時)や土日だけに配信するのが効果的です。
手順1:「広告のスケジュール」を開く

手順2:スケジュール編集

手順3:夜間・土日のみに設定して保存

手順4:設定の確認
設定が反映されると、下の画像のように青い帯で配信される時間帯が表示されます。

まとめ
広告の配信先をスマホのみに限定し、配信時間も夜間や週末に絞ることで、広告主に見られるリスクを大幅に減らすことが可能です。
- 地域を除外して、広告主に広告が届かないようにする
- パソコン・タブレットを除外してスマホのみに配信
- 夜間や土日のみに広告を表示
これらの設定は、広告アカウントを守りながら成果を出すための基本です。キャンペーンごとに丁寧に設定していきましょう。